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ピルで血栓による死亡に注意

2019年11月17日

ピルは正しく服用する事で、99.9%の確率で避妊の効果を発揮する薬です。
避妊の効果だけではなく、生理周期を整える作用もあるので生理不順の改善や、生理痛の緩和、子宮内膜症の治療にも用いられています。
また、女性ホルモンのバランスを整える事により、ニキビを改善できる効果もある為、皮膚の治療としても処方されるケースが増えてきました。

ピルにはエストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(黄体ホルモン)という、2種類の女性ホルモンが含まれています。
服用する事で排卵を抑制したり、子宮内膜の増殖を抑える作用がある為、避妊の効果を得られるのです。
子宮内膜が厚くなる前に生理が始まる為、生理痛を軽減したり、月経の量を少なくするといった効果も期待できます。

毎月、生理時に辛い症状を感じている女性にとって、ピルはぜひ活用したい薬と言えるでしょう。
最近は女性ホルモンの量を最低限に抑えた、低用量ピルの処方がほとんどです。
低用量であれば副作用も少なく、初めて服用する場合も体への負担を、感じにくいでしょう。

ピルは安全性の高い薬であるものの、薬である以上副作用はつきものです。
服用する事で血栓ができ、死亡した例も少なからずあるので注意しましょう。
エストロゲンが増えすぎてしまうと、静脈血栓症という病気のリスクを上げると言われています。
静脈内にできた血栓が脳につまると脳梗塞に、心臓につまると心筋梗塞を発症します。
これらの病気は命の落とす危険性がある、とても怖い病気です。

ピルを服用する事により、静脈血栓症のリスクは通常よりも高まる為、長期間服用するという場合は定期的に血液検査を受け、血栓症のリスクが上がっていないか、チェックする事が大切です。